ヴォルフガング・ヴィンター&ベルトルト・ホルベルト

Wolfgang WINTER and Berthold HOERBELT

アーティスト。順に1960年、1958年、ドイツ生まれ。
92年よりユニットとしての活動を開始。プラスティックの瓶ケースを積み上げて構築物とする作品で知られる。身近で、かつリサイクル可能な素材を用いたその作品は、造形的な美しさと鮮やかな色彩感が際立っているが、単に造形作品として制作されているのではない。バス停や展示会場のインフォブース、映画シアターなど、その場その場の需要に応じたパブリックスペースとして設計されている。彫刻と言うには機能的であり、しかし、建築と呼ぶには仮設的な、これらのアート作品群は、むしろ、どちらの領域からも発想しがたい視点から、現代的なパブリック・コミュニケーションの場を創造する試みとして見ることができるであろう。
ミュンスター彫刻プロジェクト(97年)やサンパウロ・ビエンナーレ(99年)、ヴェネツィア・ビエンナーレ(99年)、アート・シカゴ(2000年)などの国際展に参加。
2000年より、ライプツィヒ造形芸術アカデミー・客員教授。現在、フランクフルトなどを拠点に活動。

分野・領域
美術

参加事業と活動記録