ヒジュン・チェは韓国出身のアーティスト。弘益大学校 陶芸・ガラス学科を卒業後、韓国芸術総合学校 美術修士課程を修了。人間同士の結びつきを生み出すことへの関心から、2016年より指示書を用いたパフォーマンス作品やパフォーマンスの記録映像作品を制作している。2020年より、韓国の女性アーティストによるネットワーク『Louise the Women』のメンバーとしても活動する。
2020/11/18 - 2021/03/05
2020/11/18 - 2021/03/05
‘Understanding of Paper Plane’はヒジュン・チェによる映像作品であり、展示のタイトル。映像作品は、COVID-19の世界的流行により故郷・日本に帰国できずにいる2人の女性が監督であるチェから与えられた指示に従い、互いに向けて紙飛行機を飛ばすというパフォーマンスの記録映像。指示の内容が異なる2章から成る。さっぽろ天神山アートスタジオ展示室では、同作上映とともに、チェによる絵日記の展示が行われた。また大通公園西6丁目ステージで2度の映像作品パブリックビューイングを開催した。
上映・展示
日時:2021年3月3日(水)- 3月14日(日)休館日を除く10:00-19:00
会場:さっぽろ天神山アートスタジオ 1階 展示スペース
上映
日時:3月5日(金)12日(金)17:00-18:30頃
会場:大通公園西6丁目ステージ
2020/11/18 - 2021/03/05
『さっぽろ散歩』は、ヒジュン・チェ(韓国ソウル市在住、アーティスト)による映像作品。千葉麻十佳(札幌市在住、アーティスト)との共同制作。映像の大部分はチェによるGoogle Map上の操作を撮影した画面キャプチャ動画。チェからの「札幌で一番好きな場所は?」との問いに千葉が独自の理由づけを以て回答を用意し、チェは千葉から送られた道筋のメモのみを頼りにGoogle Map上でその場所へ到達しようとする。千葉がチェの質問への回答として提出した「札幌市天文台」が本作の上映場所となった。
上映会
場所:札幌市天文台
日時:2021年3月3日(水)– 3月14日(日)月曜・火曜午後、降雪のある日は除く
天文台の「昼間公開」時間帯のみ(10:00-12:00/14:00-16:00)