東京在住の作曲家、アーティスト、通訳者。スタンフォード大学にて音楽と人間生物学を学び、文化庁新進芸術家としてオランダ王立ハーグ音楽院作曲科で研鑽を積む。日本の農村、南アフリカの洞窟、ヒマラヤの高地、フィリピンの海、クロアチアの公園、メキシコの熱帯雨林など、世界の各地で人と環境の関係性を問うサイト・スペシフィックなプロジェクトを展開。周縁化された人々や異分野の専門家等との協働し、対話を媒介しながら複数の物語を紡ぎ合わせることで、非人類中心主義的なパラダイムから世界を聴くための新たな共同体の音楽を探求している。散歩型コンサートから、マルチメディア・インスタレーション、儀式パフォーマンスまで、領域を自由に横断する作品を発表。
2020/01/07 - 2020/03/11
2020/01/21 - 2020/02/27
ある一人のアイヌの長老との関係性の中から生まれた、ヴァイオリンとテープのための『戦争中、お父さんの村で、ニウェンホリピがあった』(2019年)の検証。
世界各地から天神山に集まってきたレジデンス・アーティストたちと生活を共にしながら、北海道大学総合博物館やアイヌ・先住民研究センターの教授たちと意見交換をしたり、展覧会や公演を訪ねたり、アイヌ語教室に参加したり、札幌在住のアーティストたちと交流を行う。
01/27 北海道大学博物館山下俊介氏訪問
01/28 マユンキキ(マレウレウ)訪問
01/29 北海道大学アイヌ・先住民研究センター訪問
02/22 平取訪問
02/27 道東へのリサーチのため移動
<滞在活動詳細 Further Reading>
さっぽろ天神山アートスタジオ2019年度活動記録集Part.1
SAPPORO TENJINYAMA ART STUDIO ANNUAL REPORT 2019