台湾国立東華大学 原住民民族学院准教授。スインバン工科大学(オーストラリア)で 2006 年にデザイン博士号を取得。陶芸家であり、工業デザイナーとしても 20 年以上のキャリアを持つ。90 年代より、先住民族の工芸とアートに関するリサーチ、教育的な訓練、手工芸産業に焦点をあてた活動に携わる。2009 年から2011 年まで、原住民族委員会による先住民の AIR 運営に関わり、台湾原住民の工芸家やアーティストを国内外の美術市場とつなぐ支援をするプリマアートアワードの選考委員を 2012 年から務める。作家として個展やグループ展に参加するほか、近年はキュレーターとして台湾原住民の作家の展覧会を多く手がけている。
2020/01/20 - 2020/02/27
今回の滞在は、「2020 出発・点 創作実験」というテーマで、女性の視線から土地、人、文化伝承について取り組みました。近年、北海道のアイヌ民族は、私の母方の民族のシラヤ族と同様、国から民族としての承認を求め
る活動をしています。2018 年 7 月に北海道大学アイヌ・先住民研究センターのお招きで研究発表する機会をいただき、その際、北海道のアイヌ文化をより一層学ぶ機会に恵まれ、今回のアーティスト・イン・レジデンスでは、さらに深い交流を行えればと思いました。
(さっぽろ天神山アートスタジオ2019年度活動記録集Part.1 P.6 「交換プログラム③ Taitung Dawn Artist Village(台東、台湾)」より抜粋)
01/21 上ノ大作氏(陶芸家)、石村明子とのミーティング
01/29 札幌でこむろしずか氏(陶芸家)と千葉朋子氏(クラフト作家)を訪問
02/07 旭川に工藤和彦氏(陶芸家)を訪問
02/12 札幌「草の窯」中村裕氏(陶芸家)のアトリエで制作をスタート(02/22に作業完了)
02/13 札幌で小樽の上田隆之氏(陶芸家)展覧会を訪問
02/19 赤平に白戸孝行氏(陶芸家)を訪問
02/23~02/26 交換プログラム滞在成果発表「2020 出発・点 創作実験」(さっぽろ天神山アートスタジオ)
<滞在活動詳細 Further Reading>
さっぽろ天神山アートスタジオ2019年度活動記録集Part.1
SAPPORO TENJINYAMA ART STUDIO ANNUAL REPORT 2019
2019/11/01 - 2020/02/29